ロケ地・モデルとなった場所

VIVANTのゴルバド共和国は実在する国?地図上の位置やモデル・撮影地を解説

ドラマ『VIVANT』第2シーズンに登場する「ゴルバド共和国」。見慣れない国名なのに、街並みや地図、国際情勢の描写が妙にリアルで、「ゴルバドは実在する国なの?」「アゼルバイジャンと同じ場所?」と気になった人も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、ゴルバド共和国はドラマのために設定された架空国家です。ただし、映像には実在するアゼルバイジャンの風景や建物が使われています。この記事では、作中での位置関係、国の設定、シンシーとのつながり、ロケ地、前作のバルカ共和国との違いを、2026年10月11日放送の第20話までの内容を踏まえて整理します。

この記事の目次
  1. VIVANTのゴルバド共和国は実在する国?結論は架空国家
  2. ゴルバド共和国は地図上のどこにある設定?
  3. ゴルバド共和国の国情設定とシンシーの関係
  4. ゴルバドのロケ地は実在する!アゼルバイジャンと日本の撮影場所
  5. ゴルバドとバルカ共和国の違いは?前作との比較
  6. ゴルバドが本当にありそうに見える理由を考察
  7. ゴルバド共和国についてよくある疑問
  8. まとめ:VIVANTのゴルバドは実在しないが、ロケ地は現実にある

VIVANTのゴルバド共和国は実在する国?結論は架空国家

ゴルバド共和国は、現実の世界地図には存在しない『VIVANT』オリジナルの国です。実際にある国をそのまま別名で呼んでいるわけではありません。一方で、国の周辺環境や撮影場所には現実との接点があり、そこが混乱しやすいところです。

ゴルバド共和国は現実の国名ではない

「共和国」という言葉が付いているうえ、地図や施設名も細かく描かれるため、初めて見たときは実在の国だと感じるかもしれません。しかし、ゴルバド共和国という主権国家は現実にはありません。アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージアなどとは違い、国際的に確認できる実在の国として扱うことはできません。

劇中には首都や地区、産業施設などの設定が登場しますが、これらも作品世界の地理として理解する必要があります。現地のホテルや建物が画面に映っていても、その建物が劇中で「ゴルバドにある」と説明されることと、現実にゴルバドという国があることは別の話です。

この区別を押さえるだけで、地図を見て首をかしげたり、ロケ地を検索して別の国名が出てきたりする理由が分かります。

第2シーズン第14話から重要な舞台として登場

ゴルバド共和国が注目を集めたのは、2026年8月16日放送の第14話です。拉致された別班員5人の行方と、公安の野崎守の行動を追う物語の中で、新たな敵対組織「シンシー」が存在感を強めました。国名そのものが単なる背景ではなく、敵の活動拠点と深く結び付いています。

さらに10月4日放送の第19話では、乃木憂助やノコルたちがゴルバドへ渡り、別班員の奪還作戦を本格化させます。10月11日放送の第20話ではシャキ城への潜入と救出が大きな焦点になりました。公式の各話あらすじでも、ゴルバドとシャキ城が重要な舞台として取り上げられています。

つまり、国名を知っておくことは「どこで撮影したのか」を知るためだけでなく、乃木たちがどんな場所に踏み込んでいるのかを理解するうえでも役立ちます。

アゼルバイジャンそのものを改名した設定ではない

ゴルバドはアゼルバイジャンの隣にある国として描かれます。このため「ゴルバドはアゼルバイジャンのドラマ内での呼び名」と思われがちですが、作中では別々の存在として扱われています。アゼルバイジャンは実在の国、ゴルバドはその近隣に置かれた架空の国という整理が正確です。

加えて、第2シーズンの制作陣は、実際の海外ロケをアゼルバイジャンとタイで行ったことを明かしています。物語の設定上の国境と、カメラが回った現実の国境が一致しないのは、映像作品では珍しくありません。

作中の国名とロケ地は別です。「ゴルバドの場面=ゴルバドという実在国で撮影」という意味ではありません。

ゴルバド共和国は地図上のどこにある設定?

ゴルバドを現実の地図で探しても見つからないのは、ドラマが実際のコーカサス地方の地理に架空の国を加えているためです。位置関係を考えるときは、まずアゼルバイジャンとカスピ海を目印にすると理解しやすくなります。

作中ではアゼルバイジャンの隣国

第14話の説明では、ゴルバドはアゼルバイジャンと隣接する国として描かれました。作中の地図では、首都バクーがある半島の南側から東・南東側にかけて、現実の地図とは異なる地形が表れます。この位置関係が、視聴者に「どこかで見た地図なのに知らない国がある」という不思議な感覚を与えています。

ただし、画面に示された架空の地図を現実の地図と完全に重ね、緯度・経度や国境線を確定させることはできません。大事なのは特定の一点を探し当てることではなく、「実在のアゼルバイジャン付近に、フィクションとして国を追加している」という見方です。

国の方角や距離を細かく推理する場合も、ドラマ内の地図を根拠にした考察と、現実の地理情報とを混ぜないことが重要です。

現実のバクー東側にはカスピ海が広がる

アゼルバイジャンの首都バクーは、カスピ海に突き出たアブシェロン半島にあります。現実の地図でその東側を見ると広がっているのは海で、ゴルバド共和国という独立国の国土はありません。劇中で陸地や国境のように示される部分を、現実の国境と考えないほうがよいでしょう。

アゼルバイジャンはロシア、ジョージア、アルメニア、イランなどと接する地域にあり、離れた飛び地であるナヒチェヴァンを通してトルコとも接しています。周辺は複数の文化や政治的背景が重なる地域ですが、だからといって「ゴルバドは実在するどれかの国の別名」とは言えません。

現実のアゼルバイジャンの概要は、外務省のアゼルバイジャン共和国基礎データで確認できます。

「どこの国がモデル?」と「どこにある設定?」は別の疑問

モデルとなった国を知りたい人は、地理的な位置だけでなく、画面に映る建物や文化、シルクロードの歴史から推測することが多いでしょう。しかし、モデルとロケ地は同じ意味ではありません。ある国で撮影していても、その国の歴史や政治を丸ごと架空国家に当てはめたとは限らないからです。

ゴルバドについて確実に言えるのは、作品内で独自の国家設定を持ち、現実にはない国だということです。アゼルバイジャンは、少なくともその世界観を映像として成立させるために使用された重要な撮影国です。

整理すると、「場所」は作中の架空地図、「モデル」は制作意図を含む解釈、「ロケ地」は実際にカメラを向けた場所です。この3つを分けると情報を誤解しにくくなります。

ゴルバド共和国の国情設定とシンシーの関係

『VIVANT』がゴルバドを印象的に見せている理由は、地名だけでなく国家の背景や敵組織の活動まで描いていることにあります。ここからは第2シーズンの展開に触れるため、未視聴の方はネタバレにご注意ください。

シルクロードと中国からの融資という背景

作中ではゴルバドがかつてシルクロードの通過地域であり、現在は中国との関係が深い国として説明されます。インフラ整備のための大きな融資を受けているという設定も、架空国家に経済的な背景を与えています。道や鉄道、発電などの設備を整えるために国外の資金を借りること自体は、現実にも起こり得る話です。

ただし、その説明はあくまでドラマ内のゴルバドについてのものです。アゼルバイジャンや周辺の実在国が、作中と同じ立場にあると読み替えることはできません。作品は現実にありそうな要素を使いながら、独自の政治的な状況を組み立てています。

そのため、ゴルバドの特徴を知ると、なぜシンシーがこの場所を活動拠点に選んだのか、なぜ国外の勢力が関与できるのかという点を考えやすくなります。

ルモー地区とルモーテクノマテリアル

ゴルバド国内のルモー地区は、シンシーの活動と結び付く重要な場所です。劇中では「ルモーテクノマテリアル」という企業・施設の名が登場し、表向きの産業施設と、情報機関の拠点という二重の顔を持つ空間として描かれます。名称が具体的なので、実在の工業団地や企業と勘違いする人もいるでしょう。

しかし、ルモー地区やルモーテクノマテリアルも物語の設定上の名前です。実際のロケに使われた建物が別の場所に存在していても、同じ名前の企業や地下施設が現地にあるという意味にはなりません。

注目したいのは、敵の拠点が誰でもすぐ分かる軍事施設としてではなく、日常的な経済活動に紛れ込む形で表現されている点です。これにより、敵組織が大きな社会の中に入り込んでいるような緊張感が生まれています。

シンシーはゴルバドの国家機関なのか

シンシーは劇中で中国側の諜報組織として描かれており、ゴルバドの政府機関そのものとして説明されているわけではありません。ここを取り違えると、「ゴルバドが日本と戦っている」と単純化してしまいます。実際には乃木たちが対峙しているのは、国名以上に、複数の国をまたいで活動するシンシーという組織です。

また、作中の諜報組織と現実の中国政府・情報機関とを同一視することもできません。劇中の行動や人物関係はフィクションとして受け止めるのが適切です。

国家の名前よりも「誰が何の目的で動いているのか」を追うと、野崎の行動や別班員の拘束、乃木の判断に関する伏線が理解しやすくなります。

シャキ城が物語の中心になる理由

ゴルバド国内のシャキ城は、拉致された黒須駿ら別班員5人が囚われている場所として描かれます。第19話から第20話にかけては奪還作戦が進み、城の立地、監視、侵入経路といった条件が行動を左右します。単に異国情緒のある城が登場したのではなく、仲間を救い出すための障害そのものが場所の構造に組み込まれているのです。

周辺のオルコ村や城への道も、救出作戦の成否に関わる要素として出てきます。乃木とノコルたちが地元住民にどのように働きかけるかは、武力だけでは解決できない局面を示しています。

シャキ城という名称にも実在地名との接点がありますが、劇中の城が現実に同じ姿・同じ役割で存在するわけではありません。建物の撮影地と、作品が作った「要塞としてのシャキ城」は分けて理解しましょう。

ゴルバドのロケ地は実在する!アゼルバイジャンと日本の撮影場所

国は架空でも、画面の景色まで全て架空というわけではありません。TBSの制作スタッフは、第2シーズンでアゼルバイジャンとタイに長期滞在して撮影したことを語っています。ゴルバド関連の場面には、海外の歴史的な建物だけでなく、日本国内の施設も使われています。

アゼルバイジャンは実際に撮影された国

アゼルバイジャンは、黒海とカスピ海の間に広がるコーカサス地域の国で、首都はバクーです。『VIVANT』第2シーズンでは、この国で大規模なロケが行われました。TBSの制作陣による2026年10月1日公開の制作インタビューでも、現地で数か月にわたって撮影の準備と本番を進めたことが紹介されています。

公式の話によると、スタッフは美術品、車両、撮影環境の準備などを現地で行い、言葉の違いにも対応しながら撮影を進めていました。映像に生活感があるのは、実在する街や建物を活用したことに加えて、現地の協力を得て細部まで環境を作り込んだからだと考えられます。

旅行先として「ゴルバドへ行く」ことはできませんが、映像に登場したアゼルバイジャンの場所を訪ねることは、現地の公開状況や渡航条件が合えば可能です。

シャキ城の中庭はシェキのキャラバンサライ

ゴルバドの建物を見て「本当にあの場所に行けるの?」と気になった人にとって、分かりやすい例がシェキのキャラバンサライです。これはシルクロードを移動した商人たちが利用した隊商宿に由来する建物で、現在は宿泊施設として使われています。アーチが並ぶ中庭が印象的な場所です。

2026年8月には『VIVANT』公式SNSが、第14話で別班員5人が登場したシーンの撮影地をアゼルバイジャンのシェキにあるキャラバンサライだと紹介しました。この発信はENCOUNTの報道でも確認できます。

なお、実在のシェキに歴史的な宮殿があることと、劇中に登場する「シャキ城」がそのまま実在することは別です。画面には実在建築、撮影用の演出、別地点の風景などが組み合わされるため、映像と同じ景色を一か所から見渡せるとは限りません。

首都バクーの街並みも注目される撮影地

首都バクーには城壁に囲まれた歴史ある旧市街があり、近代的な建物と古い街並みが共存しています。2026年9月27日のTBS『世界遺産』では、『VIVANT』のロケ地としてバクーの城壁都市が紹介されました。ドラマの国名を知らなくても、印象的な石造りの景観に目を奪われる場所です。

もっとも、バクーにある景色がすべてゴルバドを表現しているとは限りません。ドラマにはアゼルバイジャンそのものを舞台にする場面もあり、編集によって異なる地域が一つの場面につながることもあります。風景が似ているという理由だけで撮影地点を断定しないことが大切です。

現実の都市の特徴を知ってから見返すと、「どこからが現地の景色で、どこからがドラマの創作なのか」を考える楽しみが生まれます。

シンシーの施設は岐阜県の建物でも撮影された

意外なのは、ゴルバドのシンシー関連施設が日本国内でも撮影されていることです。岐阜県多治見市の「セラミックパークMINO」は、劇中のルモーテクノマテリアルに関わる場面の撮影地として紹介されています。施設側の公表内容はMANTANWEBの2026年9月15日の記事でも取り上げられました。

そのため、「画面にゴルバドと表示されたから、背景の建物もすべてアゼルバイジャンにある」と考えるのは早計です。建物の外観、廊下、室内、周辺道路が別々の場所で撮られていても、編集によって一つの施設として自然に見せられます。

架空国家の設定が完成度高く見えるのは、海外ロケだけではなく、国内施設の形や素材感まで生かした映像作りがあるためだと考えられます。

ゴルバドとバルカ共和国の違いは?前作との比較

『VIVANT』にはすでに、2023年の第1シーズンで「バルカ共和国」という架空国家が登場していました。どちらも実在しない国ですが、物語で果たしている役割や、実際の撮影に用いられた国は同じではありません。

バルカ共和国も実在しない

第1シーズンのバルカ共和国は、乃木の過去やテント、ノゴーン・ベキ、ノコルらとの関係を描く中心的な舞台です。広大な砂漠や草原が印象的ですが、バルカも現実の国名ではありません。第1シーズンではモンゴルで大規模な撮影が行われました。

バルカの土地の歴史、民族間の対立、テントの活動などは、作品のために作られた背景です。モンゴルで撮影したからといって、テントやバルカの国情が現実のモンゴルに存在するというわけではありません。

この点はゴルバドと共通しています。どちらも「架空の国+実在する撮影地」という組み合わせで成り立っており、映像の説得力と物語上の自由度を両立させています。

前作はテント、続編はシンシーとの対決が軸

バルカでは、テントの正体や乃木の父子関係、組織の目的が大きな謎でした。対してゴルバドでは、シンシーに拘束された別班員をどう救出するかが緊迫した展開を生みます。場所の名前だけを並べると似ていますが、そこで問われる人物たちの行動は異なります。

第1シーズンには長い時間をかけて築かれた家族と組織の関係を解き明かす要素が強くありました。一方、第2シーズンのゴルバド編では、限られた情報と時間の中で動く潜入・奪還の要素が前面に出ています。

もちろん、物語は前作の最後からつながっており、テントやベキ、ノコルとの関係も切り離せません。バルカでできた人間関係が、ゴルバドでの行動にどう影響するかを見ると、第2シーズンの面白さが増します。

2つの架空国家を比較すると分かること

国名とロケ地、物語の役割を整理すると、違いが分かりやすくなります。

比較項目バルカ共和国ゴルバド共和国
登場する作品主に第1シーズン第2シーズン
現実に実在するか実在しない実在しない
代表的な海外ロケ地モンゴルアゼルバイジャン
関わりの深い組織テントシンシー
物語で目立つ要素乃木の過去と家族、組織の秘密別班員の拘束と奪還作戦

ただし、これは特徴をつかむための整理であって、両国で起きた出来事を完全に切り分けた表ではありません。『VIVANT』は前作からの出来事が続いているため、一人の人物が双方の国で重要な役割を担うこともあります。

ゴルバドが本当にありそうに見える理由を考察

ゴルバドが実在すると感じられるのは、単に海外で撮影したからではないでしょう。国の位置、経済事情、町の暮らし、施設の使われ方などが重なって、地図の外にも生活が続いているように見えるからです。以下は確認できる描写をもとにした考察であり、制作側が明言した意図ではありません。

歴史と経済の設定が国に厚みを持たせる

シルクロードやインフラ融資という設定があることで、ゴルバドは単に敵が潜む場所ではなく、過去から現在へ続く歴史や経済を持つ国のように感じられます。たとえば「昔から人や物が行き交う土地」であれば、異なる文化や言葉に触れる場面にも納得しやすくなるでしょう。

さらに、外部資金によるインフラ整備という話が加わると、国外の組織が国内に進出する余地も想像しやすくなります。視聴者は長い政治説明を聞かなくても、「この国ではさまざまな勢力が動いているのかもしれない」と受け取れるわけです。

もっとも、これは物語の見せ方についての解釈です。現実の特定の国がゴルバドの設定どおりの政策を行っている、という意味ではありません。

ロケ地を一か国に固定しないことで独自の国が生まれる

シェキの歴史的建築、バクーの街並み、日本国内の近代的な施設を同じ国の風景として見せると、ゴルバドは現実のどの国とも少し違う場所になります。もし一つの都市だけを映していれば、その都市を知っている視聴者にはすぐに正体が分かったかもしれません。

ところが実際には、古い町並みと現代の技術センター、要塞のような建物が物語の中でつながります。異なる撮影地の組み合わせによって、架空国家でありながら地域ごとに雰囲気の違う国土を感じさせている、と見ることができます。

だからこそ、ロケ地を知った後で作品を見返しても面白さが失われません。画面の中で何を現地から借り、何を創作したのかという別の視点が生まれるからです。

架空の国だからこそ複雑な対立を描きやすい

『VIVANT』では別班、公安、テント、シンシーなど、立場の異なる組織や人物が行動します。舞台を架空国家にすることで、作品独自の政治や治安の状況を設定しやすくなり、登場人物の選択を中心に物語を組み立てられます。

一方で、実在の国名をそのまま使って架空の事件を描けば、視聴者がフィクションを現実の情勢と混同するおそれもあります。ゴルバドという国名を用いる手法には、実際の国を舞台にしているような臨場感を残しつつ、虚構であることを区別する効果があると考えられます。

作品を考察するときも「この地名は実在するのか」と「この国で何が起こる設定なのか」を別々に見ると、現実と物語の双方を無理なく楽しめます。

ゴルバド共和国についてよくある疑問

名前が似た場所や、実在の観光地との関係で迷いやすい点を整理します。見慣れない地名を検索したときは、ドラマの設定なのか、実際の訪問先なのかを先に確認すると混乱を防げます。

ゴルバドの首都「クーダン」は実在する?

作中ではゴルバドの首都として「クーダン」という地名が挙げられます。ただし、ゴルバド自体が架空国家なので、その首都も現実の国の首都として存在するわけではありません。世界地図や旅行サイトで同名の場所を見つけたとしても、ドラマ内の首都と同一地点だと断定することはできません。

首都の設定は、ゴルバドを行政や経済の仕組みがある一つの国として見せるための要素です。実際に訪れる場所を探しているなら、ゴルバドの地名ではなく、アゼルバイジャンのバクーやシェキなど、確認できたロケ地の名前から調べるのが確実です。

シャキ城やオルコ村はそのまま見学できる?

シャキ城やオルコ村は作中で使われる名称・景観であり、画面に映る姿が丸ごと同じ場所に存在するとは限りません。シャキ城の中庭に関係するシェキのキャラバンサライなど、実際の訪問候補が特定されている場所はありますが、ドラマの地名だけを頼りに現地へ行くと目的の風景にたどり着けない場合があります。

建物ごとの撮影位置、一般公開の範囲、宿泊者以外の立ち入り可否は別々に確認する必要があります。作品に登場したからといって、建物内部や撮影で使われた部屋に自由に入れるわけではありません。

ゴルバドに行く旅行はできる?

ゴルバド共和国への航空券や入国手続きは存在しません。旅行先として選べるのは、実際の撮影に使われたアゼルバイジャンなどの国です。ドラマで見た街並みを体感したいなら、バクーやシェキといった実在する地名を基準に計画する必要があります。

なお、外国への渡航条件、査証、施設の営業状況、安全情報は変わる可能性があります。旅行を計画するときは、ドラマの情報だけで判断せず、現地施設の公式案内や外務省海外安全ホームページなどを確認してください。作品のロケ地であることと、現時点で誰でも安全に訪問できることは別です。

まとめ:VIVANTのゴルバドは実在しないが、ロケ地は現実にある

『VIVANT』第2シーズンのゴルバド共和国は、アゼルバイジャンの近隣に設定された架空国家で、現実には存在しません。ルモー地区やシャキ城などの地名は作品世界の設定として理解するのが正確です。

一方で、アゼルバイジャンのシェキにあるキャラバンサライ、首都バクーの歴史的な街並み、岐阜県の施設など、実在の撮影地がその世界観を支えています。前作のバルカ共和国と同じく、「架空の国」と「現実にある景色」を重ねることで、ドラマならではの臨場感が生まれていると考えられます。

地図で国名を探すよりも、作中のゴルバドと現実のロケ地を分けて捉えると、乃木たちの奪還作戦も、街や施設に込められた演出も、いっそう理解しやすくなります。

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本記事は2026.10.16に取得した原稿を掲載しています。考察には筆者の解釈が含まれ、今後の展開を確約するものではありません。最新の作品情報はTBS公式サイトをご確認ください。誤りやお気づきの点はお問い合わせからお知らせください。